ハルビン第24回ユニバシアード冬季大会が28日夜閉幕しました。今大会で中国は金メダルを18個獲得し、ユニバ冬季大会に参加して以来最多の成績を残しました。日本も金メダル9個を獲得して、大きく躍進しました。

宋朝卿選手	ロシアチーム

　この日には、大会を締めくくるバイアスロン12.5キロメートル一斉出発とアイスホッケー男子決勝が行われました。バイアスロン12.5キロメートル一斉出発の女子で中国の宋朝卿が金、アイスホッケー男子決勝ではロシアが4－2でカナダを破り優勝しました。

　夜の閉会式には、中央政府から国家体育総局の劉鵬局長が出席して、ハルビン第24回ユニバシアード冬季大会の閉会を宣言しました。

　今大会に参加した多くのアスリートと関係者は、競技施設のすばらしさや学生ボランティアたちの温かさに感心したと話しています。国際大学スポーツ連盟のジョージ・ギリアン会長は、「ハルビンが2018年の冬季五輪を申請することを支持する」とハルビン市の努力を高く評価しました。

　今回日本代表を率いる元スピードスケート選手の鈴木恵一団長は、ハルビンが10年後に冬季五輪を開催できるかどうかは大会運営組織の水準にかかっているとコメントしました。海外のすばらしい大会から経験を学んでいくことが冬季五輪の招致に繋がるとのことです。（取材：黄恂恂）

メダルリスト（27日時点）