青海チベット鉄道が全線開通されて以来、貨物の輸送量は年間500万トンの割合で増えつつあり、今年の輸送目標は3000万トンだということです。

　青海チベット鉄道公司が明らかにしたところによりますと、去年の貨物輸送量は2400万トン余りに達し、一昨年より25％増加しました。この鉄道開通でチベットに輸送された主な物資には、建築材料、食料、生産と生活の必要品が含まれ、チベットからほかの地方に輸送される物資には主に、チベットの特産品や農業副産品などが含まれており、この鉄道の開通はチベットのインフラ整備の加速や、生産と生活条件の改善に積極的な役割を果たしました。

　この青海チベット鉄道は世界で海抜がもっとも高く、距離がもっとも長い鉄道で、青海省とチベット自治区を結んでおり、総延長は1956キロ、そして2006年7月1日正式に開通したものです。（翻訳：トウエンカ）