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国連安保理、パレスチナとイスラエルの全面的な停戦を求める

2009-02-19 14:19:43     cri    
 国連安保理は18日、パレスチナとイスラエルが、1月に通達された安保理1860号決議案に基づき、永久平和を目指す停戦協定にいち早く調印するよう呼びかけました。

 午前開かれた安保理の公開会議で、中東和平プロセスのスペシャルコーディネーターであるロバート・セリ氏は、「パレスチナとイスラエルがそれぞれ停戦を宣言してから1ヶ月過ぎた。正式な停戦協定がまだ結ばれていないし、双方の武力紛争もまだ終結していない。新たな武力衝突が発生する可能性が高く、その破壊力がもっと大きいかもしれない」とした上で、国際社会がガザ地区における永久平和の実現に力を入れると同時に、パレスチナの各党派が民族和解をいち早く実現し、イスラエルが困難を乗り越えて新政権をできるだけ早く樹立するよう呼びかけました。

 同じ日開かれたイスラエルの安全内閣会議で、ハマスが拉致したイスラエル軍兵士を釈放しないかぎり、パレスチナの主張を受け入れないというオルメルト首相の提案が採択されました。一方でハマスは、停戦協定の前提条件は、ガザ地区への封鎖解除と税関の再開であると主張しています。(翻訳:KH チェック:吉)

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