ガザ地帯とイスラエルの間の通路を再び開放し、さらに多くの国際人道支援物資をガザに輸送するために、EU・欧州連合は25日、ブリュッセルでパレスチナの各派の団結実現を促しました。

　EUの27カ国の外相とエジプト、パレスチナ暫定政府、ヨルダン、トルコの外相らはガザ情勢について特別会議を行いました。イギリスのミリバンド外相は記者会見で、「パレスチナ人民が団結一致して、ガザとヨルダン川西岸のために頑張ることが絶対に必要だ」と述べました。

　EUの外相らは、パレスチナとイスラエルの間を仲介するエジプトに感謝の意を表しました。

　EUは25日、「ガザ地帯の長期停戦を実現するために、ソラナ共通外交・安全保障政策上級代表は26日からパレスチナとイスラエル、エジプト、ヨルダンを訪問する。このほか、EUの外相会議は26日にガザ地帯の情勢を討議する」と明らかにしました。