世界銀行が18日、中国の西部都市・重慶で開かれた「都市インフラ建設の投資・融資国際シンポジウム」で報告書を発表し、「重慶の8大投資モデルは中国ないし世界にも参考にする価値があり、発展途上国に有益な見本となっている」と指摘しました。

　2002年以来、重慶は市政府主導の8つの国有建設投資グループを設立しました。政府の直接投資から建設投資グループによる民間からの融資をメインとする市場化の道に歩み出しました。8大投資グループが設立されてから、重慶の都市としての姿が日々変貌しつつあり、重要なインフラ建設の75％は8大投資グループによるものだということです。

　重慶のこの投資モデルは世界銀行から注目され、2006年、世界銀行は重慶の8大投資グループに対する研究を行い、「このモデルは都市部のインフラ建設の新しい融資の道を切り開いた」と見ています。（02／19　翻訳者：Lin　チェッカー：安藤）