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「胡主席の訪問、中国・タンザニア関係史上の一里塚に」

2009-02-10 14:02:30     cri    

 中国の胡錦涛国家主席はタンザニアのキクウェテ大統領の招きに応じて、今月の中旬タンザニアへの公式訪問に向かいます。これは中国の国家元首にとっては45年来初のタンザニア訪問です。タンザニア駐在の劉昕中国大使はこのほど中国国際放送局記者のインタビューに答えた際、今回の訪問は両国の関係史上における一里塚になるだろうと評価しました。

 1964年の国交樹立以来、中国とタンザニアの政治、経済など各分野の友好協力関係は順調に発展してきました。劉昕大使はこれについて「中国とタンザニアには兄弟のような伝統的な友好関係があり、全面的な協力パートナーだ。これは両国の先代の指導者が確立し、両国国民が共に努力して築き上げてきたものだ」と話しています。

 2006年の11月、北京で開かれた中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットでは、中国とアフリカ間の新しい戦略的パートナーシップが確立され、これは中国タンザニア関係の発展に新たな活力を注ぎました。そしてこれまでの三年、北京サミットで決められた各項目の支援措置はタンザニアで確実に実施され、両国の経済協力と貿易は更なる発展を遂げました。これについて劉昕大使は「中国政府が約束したタンザニアでの病院や学校、農業発展センターなどの建設プロジェクトはいずれも順調に進められている。両国間の経済協力と貿易は絶えず拡大し、2008年、双方の貿易額は10億ドルを超え、中国企業のタンザニアにおけるインフラ整備請負建設プロジェクトは約100件に達し、その契約総額はおよそ10億ドルに上る。2008年末までに、タンザニアに進出した中国企業は30社を超え、投資総額は1億ドル以上となった」と語りました。

 劉昕大使はまた、これまでの45年間、中国とタンザニアの各分野の協力はいずれも大きな進展を遂げ、両国間の協力には大きな潜在力があること。そして胡錦涛主席の今回訪問の次のようは利点を紹介しました。

 「それは第一に、政治上での相互信頼と相互支援。中国がタンザニアの国際問題での役割発揮を支持しているのと同じように、タンザニア政府も国際問題での中国政府の立場を支持している。第二に、経済分野だが、両国の経済の発展は強い補完性を持っており、両国の貿易はここ数年大きな発展を遂げている。第三に、両国間の文化交流も大きな発展の空間があることだ。タンザニアには独特なアフリカ文化があり、観光資源も豊かで、ますます多くの中国人がタンザニアへ観光に来ており、アフリカの文化と風情を肌で体験できるだろう。また、タンザニアの人々もこのような文化交流を通じて、中国の伝統文化を知り、アジアや中国に対する理解を深めることが出来る」

 劉昕大使は以上のように語りました。

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