9日北京で開かれている全国科学技術作業会議によりますと、中国は、北部地域の水不足を緩和するため、緊急干ばつ対策として「科学技術行動」を実施したことが分かりました。

　この「科学技術行動」により、干ばつに対応する小麦栽培の技術や製品がすでに被災地に導入されています。同時に、関係部門は問い合わせのホットラインとウェブサイトを開設し、技術指導や案内などのサービスに当てているほか、農業専門家を現地に派遣しています。

　最新統計では、全国で干ばつに見舞われている地域は2000万ヘクタール近くに達し、政府はさまざまな対策を講じているということです。（翻訳：コオリ・ミン　チェック：大澤）