これに先立ち、タイ首相府の報道官はバンコクで、日本訪問の目的について、「タイのイメージアップ、タイに対する日本企業の信頼強化、より多くの日本人観光客の誘致にある」と述べたうえで、「タイの政策を日本の各界に広く理解してもらうため、日本訪問期間中、アビシット首相は麻生太郎首相らと会談するほか、当面の経済問題について講演や、日本経済界の代表らと話し合いを行う」と説明しました。

　タイと日本は長年、経済は密接な関係にあり、日本はタイの最も重要な貿易パートナーであり、投資国でもあります。関係筋によりますと、代表団は日本訪問の後、中国などを訪れ、投資誘致活動を続けるということです。（朱丹陽）