ロシア、ベラルーシ、カザフスタンなど集団安全保障条約機構(CSTO)加盟7カ国は4日、モスクワで行われた首脳会議で、緊急対応部隊を創設することで合意しました。

　この緊急対応部隊は軍事攻撃への応戦や自然災害への対応、テロ対策などを担います。ロシアのメドベージェフ大統領は「この部隊は規模が大きく効率もよい上に、最も近代化した兵器をもつ。軍事力では、NATO・北大西洋条約機構の同じ種類の部隊に劣らない」と述べました。

　なお、会議に参加したウズベキスタンは、兵力派遣に応じる意思を示したものの、恒久的な参加はないと表明したということです。