香港の映画監督アンドリュー・ラウ(劉偉強)の新作で、香港俳優のアンディ・ラウ(劉徳華)と台湾女優のスー・チー(舒淇)が主演する映画『遊龍戯鳳』が、26日に全国で公開されるのを前に、20日、北京で記者会見が行われました。会見では、今年48歳になる独身のアンディ・ラウに対し、結婚に関する質問が集中しました。

　「去年、芸能界では結婚ラッシュの1年でしたが、カップルたちの幸せな顔を見てアンディも結婚のことを考えて、生まれ干支である今年中に結婚しようと思っていませんか？」

　会見開始早々、アンディ・ラウにそんな質問が寄せられました。すると、アンディは「実は香港では、中国大陸ほど生まれ干支は大事にされていない。今回で4回目の年男になるが、縁起がいいといって生まれ干支の年のたびに結婚したら、もう、4回も結婚したことになる。12年ごとに妻を変えなきゃならないね」と冗談を飛ばし、会場を沸かせました。

　しかし、こんな答えでは済まないようで、記者から「ファンたちは、アンディの結婚を楽しみにしています」と言われると、アンディは「結婚を決めたら報告すると、ファンと約束してるよ」と明らかにしました。

　アンディに対する質問のあとは、この映画でアンディの恋人役を演じたスー・チーに矛先が向けられました。「芸能界で勤勉なことで有名なアンディ・ラウですが、実生活でも良い夫になれるでしょうか」と聞かれ、スー・チーは「本当に優しくて、撮影中いつもあれこれ気を遣ってくれて、とても温かく感じた。将来、アンディのような男性と恋ができればいいなあ」と、役にも本人にも惹かれたように話していました。(鵬、安藤)