呉宇森(ジョン・ウー)監督の手がけた映画「レッドクリフPart II(赤壁:決戦天下)」 が7日午後2時、全国の劇場でついに公開された。公開初日は平日にもかかわらず、チケットの売れ行きは上々、わずか半日で1千万枚を突破した。作品の後半部分は戦闘シーンが続き、冷兵器時代の戦争であるにもかかわらず、火薬がふんだんに使われ、爆撃と殺戮シーンの視覚効果はまさにハリウッドに匹敵するものだ。コミカルな筋書きとセリフに客席からどっと笑いが起こる場面も。呉監督のユーモラスな魅力も味わえる作品だ。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
新世紀影院や華星影院など各映画館によると、当日のチケットの売上は上映中の映画「非誠勿擾(if you are the one)」などの作品を大きく上回ったという。中影公司は、「昨日午後7時の時点で全国でチケットの売上は1200万枚を記録した」と紹介。「この映画は最終的に4億枚はいく。パート?を見た人は必ずパート?も見るだろうし、パート?を見ていない人でもパート?は見るだろう。劇場での上映数は過去最多だし、宣伝にも国内で一番力を入れている。最初の週末を迎えればこの映画の威力がわかるだろう」と劇場側も自信たっぷりの様子。
「レッドクリフPart II」を見た観客の約70%が「おもしろい」と絶賛。30%が「ダメな映画」と厳しい評価を下している。しかし、誰もがコミカルな歴史大作であることは認めているようだ。
「人民網日本語版」
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