北京天壇公園の責任者は20日、「旧暦の1月1日から5日まで（1月26日から30日まで）、天壇で古代の皇室が天を祭る行事の再現を行う」と発表しました。

　北京の天壇は現存する中国最大の祭祀建築群です。記録によりますと、明と清の時代、合わせて22人の皇帝がここで天を祭る行事654回を行ったということです。

　この行事は天壇の丹陛橋では280人が参加して行われますが、そのコースは例年より50メートル延長されて250メートルとなったということです。

　式典に用いられる衣装や道具、作法などはいずれも伝統に則ったもので、古代文化の精髄が繰り広げられます。（翻訳：katsu　チェック：安藤）