声明の中で、「イエメン湾岸巡査隊のアデン湾分隊は13日、オランダ籍船舶による『アデン湾海域で海賊に襲われた』という警報を受けて、1隻のモーターボートを出動させ、救助に向かわせた。途中、ロシア海軍の巡洋艦の後ろについて航行している2隻のイエメン籍船舶を発見し、乗組員3人を引き受けた」とした上で、「イエメン籍の船の乗組員がソマリア海賊と銃撃戦を行っている時、ロシア海軍の巡洋艦が通り過ぎ、ソマリア海賊は逃走した。負傷したイエメンの乗組員はロシアの軍艦で緊急治療を受けたが、30歳の乗組員は腹部の重傷で死亡した」と述べています。
ソマリアでは1991年から戦乱が続き、この2年間ソマリア沖で海賊行為が多発しています。統計によりますと、去年1年だけでソマリア沖で、海賊による襲撃事件が数百件以上起きており、40隻以上の船舶が襲われ、拉致された乗組員が600人を超えているとのことです。(翻訳:KH)
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