海賊対策のため中国がアデン湾やソマリア海域に派遣した海軍艦隊が8日、初めての護衛任務を完了しました。

　今回護衛されたのは「晋河」、「観音」など中国の商船4隻ですが、これら商船は、護衛の下に現地時間6日にアデン湾東部海域を出発し、アデン湾と紅海を結ぶマンダブ海峡の入り口までおよそ1000キロを無事航行しました。

　護衛に当たった中国海軍の駆逐艦「武漢」と「海口」は、すでに指定された海域に戻り、次の任務に備えているということです。