中国の張業遂国連駐在大使は13日ニューヨークで、「中国政府はガザ地区情勢の安定化に努力しており、孫必幹中東問題特使は11日からエジプト、イスラエルとパレスチナへの歴訪を始めた」と述べました。
張業遂大使はこの日開かれた国連安全保障理事会のガザ地区情勢に関する会議で発言し、「中国政府は、現在拡大しつつあるパレスチナとイスラエルの軍事衝突に大きな関心を寄せている。安保理が8日に採択した即時停戦を求める決議は未だに実行されていないことは、大変遺憾である。現在、最も重要なことは、関連各方面が安保理の決議に従って、直ちに停戦することだ。イスラエルの撤兵やパレスチナ武装勢力によるロケット弾襲撃の停止を実現させ、救援物資をガザ地区に運ぶことを確保すべきだ」との考えを示しました。
また、国連のパン・ギムン事務総長はこの日の会議で、外交による解決を図るため、中東地域に赴く計画を安保理に報告し、さらにこれについて、理事各国と意見を交わしました。
(翻訳:洋 チェック:安藤)
| ||||