北京市衛生局は6日、高病原性鳥インフルエンザによって1人が死亡したことを発表しました。これを受け、北京市重大動物疫病予防指揮部は、許可を得ない生きた鳥類の北京への持込を禁止しました。

　北京市は突然発生した事件に応急措置をスタートさせました。北京へ入る道路、鉄路、航空の動物検疫所で、動物や関連製品の検査を強化しながら、運送工具の消毒もきちんと確認しています。北京の各区と県は鳥類養殖場と養殖業家の防疫管理を強化しています。

　北京に近い天津市も鳥インフルエンザの応急処置をスタートして、各級の医療・衛生機構が原因不明の肺炎の症例監視を展開しています。天津市衛生局は、「現在、天津市はまだ鳥インフルエンザの症例を発見していない」としています。（楊）