国連安保理が16日、ソマリア沖で活動している海賊を取り締まる1851号決議を承認しました。これは、今年6月以来、ソマリア海賊の取締りに関する4番目の決議です。

　決議は、「国連安保理は、ソマリア海賊の海賊行為が急増することや国際社会の人道主義物資への脅威を憂慮している。海賊行為はもう範囲を拡大し、大胆な行為になった」としています。

　そして、決議は「ソマリア暫定政府の請求に応じて、安保理は12ヶ月間の取り締り権限を授ける。有効な政策を採用し、海賊行為を止めよう」としています。(万、吉田)