タイの民主党のアビシット・ウェートチャーチーワ主席が15日午前、国会下院特別会議において首相に選出され、タイ国王の承認を得た上で、正式にタイの第27代首相となります。

　当日の午前、タイの国会下院では新首相の選挙のための特別会議が開かれました。国会下院の貢献党と民主党はそれぞれ、プラチャ氏とアビシット氏を候補者として推薦しました。投票に参加した議員436人の中、アビシット氏は235票をも獲得し、議会総人数の半数を超えたため当選しました。

　投票の際、民主党を除いて、アビシット氏は国民党や中道民主党、団結国家開発党、また貢献党の一部の支持を得ました。（楊）