先月開かれたG20サミットで発表した声明では、WTOに対して、今年末までにドーハ交渉に成果を収めるよう要求しています。ここ数週間、ラミ事務局長は積極的に活動し、閣僚級会議の開催に努力してきました。しかし、12日の理事会で、153カ国の加盟国の代表に対して、「努力を放棄すると決めた。もし会議が失敗したら、耐えられない結果になるおそれがあり、ドーハプロセスに影響するだけでなく、WTOの多国間貿易体制も損なう可能性があるからだ」と述べました。
ラミ事務局長の決定表明後、ブラジルのアモリン外相は、名指しこそしませんでしたが、アメリカの『貪欲』で今回の閣僚級会議が流れたと批判しました。一方、アメリカは会議が開催できなかったことに遺憾の意を表しました。(翻訳:玉華)
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