中国政治協商会議の賈慶林議長は9日北京で、「帰国した留学生たちが金融危機の影響について提案することを期待している」と語りました。

　欧米同窓会・中国留学生連誼会の第6回理事会第一次会議は9日北京で行われましたが、賈慶林議長はこの会議に出席した理事たちと会見した際、「改革開放以来、中国政府は、海外留学を支持し、帰国した留学生に就職などの面でサービスを提供しているので、帰国する留学生は倍増した。留学生たちが自分の専門知識と中国の実際状況を結びつけ、技術の開発と更新などの分野でその力を尽くすよう望んでいる」と語りました。

　なお、欧米同窓会は1913年に創立した中国最初の帰国留学生の組織で、規模が大きく影響力があり、いま1万人以上の会員がいます。