アメリカの次期大統領オバマ氏は6日、国民向けにラジオとインターネットを通して演説を行い、学校のハード面の現代化やブロードバンドの普及、公共施設の省エネ改造などを含む経済再生計画の詳細を一部明らかにしました。

　オバマ氏は「この計画の主な内容の一つ目は全国各地の学校の施設をグレードアップさせ、パソコンシステムとブロードバンドを整備すると共に新たな省エネ技術の採用に取り組むこと。二つ目は全国でブロードバンドを普及させ、あらゆる学校や病院をインターネットでつなぐこと。三つ目は、全国の公共施設で省エネ改造を実施し、省エネで環境にやさしい暖房設備を取り付けること」としています。

　オバマ氏は、さらに「この経済再生計画は1950年代以降最も大規模なインフラ整備で、あわせて250万人の就職先を確保することもできる」と述べました。（翻訳：東）