北京では、こんなことをよく目にします。それは公園で、お爺ちゃんとお婆ちゃんが孫をあやしているところです。孫はたいていは3歳未満の小さな子です。
中国は日本と同じように、幼稚園は3歳からですが、それまでは、田舎のお爺ちゃんとお婆ちゃんを都会に呼び、子育ての手助けをしてもらうのが一般的です。
共働きがほとんどの中国では、夫婦の負担はかなり大きく、多くの地方では保育園が足りないので、幼い子の面倒を見るのは自然とお爺ちゃんとお婆ちゃんの役目となったわけです。しかし、お爺ちゃんとお婆ちゃんにとっては、孫の面倒を見るのは何よりも、うれしく幸せなことのようですね。(文・写真:閣)
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