千客万来ーー中国日本商会三資企業部会がCRIを訪問
11日午後、中国日本商会三資企業部会の企業代表19人が北京放送・中国国際放送局を訪問しました。
PPTによるCRI紹介(1の左は第一アジアセンター孫建和副主任、右は日本語部王小燕アナ; 2日本語部謝宏宇部長、3寥麗副部長)。質疑応答も活発でした。
中国日本商会は、「北京日本商工クラブ」を母体にし、1991年に正式に発足した日系企業の団体です。三資企業部会は、北京市ならびに周辺地域に拠点を持つ日系現地法人等(独資・合弁・合作企業)が参加し、月一回集まって意見・情報交換を行っている部会です。中国日本商会関係者によるCRIへの見学ツアーは今回が初めてです。
日本語部スタッフはパワーポイントや音声、映像を使い、総合メディアを目指し変貌を遂げつつあるCRIの概要や、日本語放送の最近の動きを紹介しました。その後、放送局2階にある展示コーナーやスタジオを案内しました。
PPTによるCRI紹介、質疑応答も活発でした。
CRI第一アジアセンターの孫建和副主任は歓迎の挨拶で、四川大地震の際、中国日本商会の会員企業をはじめ、数多くの日系企業が義捐金と救援物資を寄付したことに感謝の言葉を述べ、「今後も日本企業界の皆様と連携して、両国の友好増進に役立ちたい」と述べました。
日本語部の寥麗副部長は、「CRIは中日友好の促進と両国国民の理解増進をモットーにこれまで頑張ってきた。中日平和友好条約締結30周年ならびに、青少年友好交流年の今年は、引き続き様々な企画を練っていく予定だ。これからは中国に進出している日本企業各社との連携も深め、両国の友好を一層推し進めていきたい」と述べました。
局内で「金魚の水槽」と呼ばれている英語放送のスタジオでは、午後の生番組を放送中でした。 英語センターの李培春副センター長による英語、中国語、日本語を使いながらの説明が受けでした。
これに対し、中国日本商会の青山直樹秘書長は、「これからは日本企業の宣伝もさせてもらいたい。今後も連携を深めていきたい」と述べました。
また、幹事役の東芝(中国)有限公司の馬場先雄二さんは、「CRIの歴史や概要、現在の幅広い活動内容などをよく理解できた。実際の職場の様子やスタジオまで見学でき、うれしい」と感想を語りました。
CRIの展示コーナーを見学
見学の終了前に、日本語部スタジオの紹介をかねて、スタジオで皆さんに見学しての感想を聞いてみました。その一部をピックアップしてご紹介します。その他の方の感想はどうぞ音声でお聞きください。
【日立租賃(中国)有限公司・飯倉英行さん】
開設当初から日本人の方がかかわっていることを初めて知りました。当時では、大変なことだったと思いますし、勇気ある女性だと感動しました。現在、毎日1200時間全世界に向けて放送していると聞き、すごいことだと思います。
【TIS株式会社 北京駐在員事務所・川又政治さん】
初代アナウンサーの原清志さんを初めとして、昔から日本と中国の間で、これだけ友好を築いたことを実感しました。この流れを絶対止めてはならないと思いました。
【北京飯店京樽日本料理有限公司・長浜利勝さん】
私は小学校6年生から中学校3年生の頃までは、よく北京放送を日本で聞いていました。当時の放送はまだまだ内容的にはお堅いものが多かったように覚えていますが、最近の放送内容は非常にバラエティに富んだもので、誰でも楽しめる内容で毎日楽しんでいます。これからも受信報告書を送ります。
【東芝(中国)有限公司・姜愛華さん】
中学の時はラジオ日本語講座をずっと聞いていましたが、ラジオ番組をどのようにして作っているのかが分かりませんでした。今日は初めてラジオ局の中が見学できて嬉しいです。
【三菱電機(中国)有限公司・田中健一郎さん】
CRIの名前は知っていましたが、どのような放送をしているのかは知らなかったので、今日はとても参考になりました。日本に戻ってからも聞いてみようと思いました。
■ CRI中国国際放送局の見学のご希望などについて、cricaifang@126.com宛にお気軽にご連絡ください。
日本語部スタジオでの収録と記念撮影
(文責:Yan)
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