中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
11月16日 楽山市 曇り
   2007-11-20 22:30:59    cri

 今日はまず、楽山市の市中区へ行って、区の農業局長に農業産業化の事情を聞いた。場所は農地の向かい側の小さな茶館。局長の事務室ではなく、このような場所は実感があってよかったが、時々、バイクが通りすぎたりして、録音の効果はあまりよくなかった。

 ここでは、峨嵋山の「会社+農家」のモデルと違って、「会社+基地+標準化」の形で農業の産業化を推進している。というのは、これまで、「会社+農家」のモデルで運営していた時、会社の人が農作業に詳しくないため、管理面でかみ合わない部分があった。ある農家がかってに使ってはならない農薬を使って、中国での検査はOKだったものの、日本で検出され、300万元の損失をだした。この300万元は農家ではとても負えないもので、結局、政府や会社が負担した。

楽山市市中区工農村の野菜モデル区

この札には、農薬の商品名が書かれている

 このようなことがあったから、これを農家から土地を借り、会社の「第一生産工程」にして、村人から管理の人を雇って、栽培の手順や技術のほか、農薬、肥料の品種、使い方、使う量など全部を標準にしたがって管理することになった。村人は土地の賃貸料をもらう以外に、基地で働いて、給料ももらえる。そして、農家栽培のリスクや負担は会社が負うようになった。農家はただ指示に従って栽培すれば済むので、収入が増えた一方、収穫したものの売れ行きなど心配することはなくなった。

(基地で働くのは年配者と女性、若い男性はほとんど出稼ぎへ)

 午後の取材先は、楽山市のハイテクパーク。まずは、「真空凍結乾燥(FD)」食品を生産する四川錫成天然食品有限公司を取材した。60年代に蜂蜜農家から企業家になった社長の巫錫成氏は日本の会社との合弁をきっかけに、FD食品と触れ合うことになった。商品の品質管理において、すべてを標準化しなければならないと考え、農家を養成したり、村の管理人を雇ったりする形で、あらゆる部分で標準化を徹底しているという。記者団が来ると、すぐ会社の製品を味見してもらい、実感してもらう。また、こうした農業の標準化管理によって、20年近く、日本やヨーロッパなどへ輸出した商品にはいっさい問題がなかったという。巫社長の話は素朴でユーモアに富んでいて、また、表情や動作も豊かだったが、テレビじゃなくて残念だった。

(四川錫成天然食品有限公司)

 そもそも、スケジュールには、楽山大仏を見学する時間も設けられていたが、取材が長引いて、また、めったにない渋滞のため、楽山大仏の顔を見て写真を撮って、10分ぐらいで見学が終わった。

(楽山大仏の優しい顔)

 成都市に戻ったのは、夕方の7時半。ちょっと疲れたが、充実した二日間だった。(編集:謝東)

関連リポート
v 11月13日 成都 曇り 2007-11-16 10:46:13
v 11月12日 曇り 2007-11-14 16:17:08
v 11月9日 曇り 成都 2007-11-12 17:24:29
v 11月8日 成都 晴れ 2007-11-08 16:10:49
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |