中国の名門大学、北京大学の野球・ソフトボール協会の成立10周年を記念して、キヤノン(中国)の主催による「キヤノンデー」が26日、北京大学の五四競技場で行われました。北京大学とアメリカのミネソタ大学の野球チームによる親善試合のほか、野球に関するさまざまな催しが行なわれました。
野球は2008年北京オリンピックの正式種目として、ここ数年、中国でも急速に普及しており、かなりの人気を呼んでいます。今年4月、温家宝首相が訪日した際、京都の立命館大学でマウンドに立って投球するパフォーマンスを見せ、多くの中日両国民に深い印象を与えました。
野球の楽しさをより多くの中国人に体験してもらい、中国で普及するとともに、中日両国のスポーツ交流を促すため、キヤノン(中国)は2003年から、中国の大学でキヤノンデーを行うことになっています。これまで、広州、上海、北京で行われたことがあり、今後は成都など、中、西部都市でも開催が予定されています。(取材:劉叡琳)
|