龍潭湖公園は北京市の崇文門の左安門にあります。ここ数年、特色がある古典的な庭園建築を築き、北京の現代的な公園となりました。
園内には、約30万平米の湖があり、さらに天然石の河岸が約3700メートルに渡って築かれています。湖の中は、四つの小島があり、アーチ型の橋や滝などが配置されています。
庭園はすべて「龍」がテーマとなっており、龍吟閣や、龍潭、「龍」の字が書かれた石、龍門などがあります。そこを歩くと、「龍の天下」「龍の世界」に入ったように感じられます。
また園内および周囲には、有名な民族の英雄「袁崇煥」の廟や、タ照寺(古柏堂)、金代の仏塔、清代の柳の堤などがあります。また新築された濱香園や茗香という「あずまや」も並んでいます。公園の湖と山々が織り成す美しい景色は、「立ち去るには名残り惜しくなるような景色」といっても言い過ぎではないでしょう。
龍潭湖公園は市民の憩いの場ではありますが、北京を訪れる観光客にもぜひお勧めの観光地の一つです。
(編集・写真:馬 健)
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