冬場は食欲も増して、あっという間に体重増加・・・そんな体験ありませんか?いかに"食べながら"体重を抑制するか、これは永遠の課題といってもいいかもしれません。北京市内にあるフィットネスジム「青鳥フィットネスクラブ」の専門家、楊斌氏は、「長時間、運動しても何も食べないと、更に飢餓感を生じ、しかも新陳代謝にも影響する」と運動と食欲の関係について話します。
研究によると、2、3時間ごとに一度、食事をすれば、血糖の極端な低下を予防することにプラスとなるといわれています。栄養を持続的かつ平均的に供給することができ、それにより体重をコントロールし、新陳代謝を加速するため、ダイエットに有効とされます。ただ、健康的にダイエットしようとすれば、きちんと指導してくれる人が設定した栄養摂取の計画に基づいて飲食を行なう必要があります。
野菜:毎日少なくとも3食分以上、食べる
推薦野菜:セロリ、キノコ、ニラ、タマネギ、トウガラシ、トマト、キャベツ、カボチャ、ニンジン、ジャガイモ、エンドウ、100%の野菜ジュース、サラダ。
一食分=よく煮た野菜1/2皿、生野菜1皿;野菜ジュース1杯;サラダ1/4皿。
理由:これらの野菜には多くの種類のビタミンと鉱物質などの栄養成分が含まれ、同時にカロリーも低いので、基本的に野菜の摂取に制限はありません。しかし、ジャガイモとエンドウだけを食べるのを避けたほうがよさそうです。なぜなら、ジャガイモとエンドウのカロリーはその他の緑野菜に比べ高いからです。
食用時間:いつでも良いです。空腹感を感じたときは、野菜を食べることが最もよいやり方です。野菜はカロリーが低く、繊維が多く含まれる食物だからです。
果物:毎日少なくとも3食。
推薦果物:ミカン、リンゴ、ナシ、バナナ、ショウカ、ブドウ、アンズ、スモモ、干ブドウ、マクワウリ、ドリアン、ヤシ、100%ジュース。
1食分=果物丸一つ;ショウカ或いはブドウ3/4皿;ジュース1/2杯。
理由:野菜と同じく、果物には大量の繊維が含まれ、カロリーが低いので、ダイエットに最適な食物だといえます。果物を食べるメリットとして、果汁の甘味が高カロリー食物への食欲を抑えることも挙げられます。
食用時間:食事後の間食として、或いは食事の最中
食糧:毎日4食の雑穀、米や小麦粉は2食を越えないよう
雑穀には穀類作物、オートミール、全麦パン、及びイタリアパン、オオムギ、ソバ、トウモロコシなどが含まれます。
米や小麦粉の食物には小麦粉のパン、白米などが含まれます。
1食=パン1切れ;小さな丸いパン一つ或いはトウモロコシの薄い餅;よく煮た穀類1/2椀;米飯1/2椀。
理由:全ての穀物はいずれも、体にいくつかの炭水化合物を提供し、精力が生まれると同時に、太りません。雑穀の中には繊維の含有量が高いので、少し食べて満腹感を感じられます。研究結果によると、いつも雑穀類を食べる人は容易に体重を減すことができ、しかも体重の維持が楽だということです。
食用時間:仕事或いは運動前の1~2時間以内に食べます。疲労に対する対応力を高めるだけでなく、脂肪を早く燃焼させます。
運動後、蛋白質が豊かな炭水化合物を食べるほうがいいということです。こうすれば、体に必要なエネルギーの回復にプラスとなり、かつ運動後の疲労感を緩和できるのです。(翻訳:玉華)
|