今度のチャンスに恵まれて、取材をかねて試合を数多く見ている。私はスポーツのファンで、好きな種目の生中継はできるだけ残さずに見ているが、現場での臨場感はやっぱり違う。
昨日のバトミントン決勝では、耳がおかしくなるくらいの大歓声を聞きながら、中国男子の団体戦優勝の瞬間を目にした。テレビ中継なら、解説があるし、気になった場面はスロー見ることが出来るが、やはり現場にはかなわない。選手がものすごいスピードで移動し、目の前で高く飛んでそしてスマッシュ。羽根を叩く音、足が床に着く音、想像以上強かった。やっと一点を取ると、「やー」と声を上げる。あれも心が動くほど、すごくパワーを感じる。それに元気も一杯もらう。
表彰式も、テレビで見るのとやはり違う。まるで私が金メダルをもらったかのように、一緒に国歌を歌った。私も一緒に現場で体験した勝利だからだ。
スポーツは自分でやるのは、健康にいい。それは勿論だが、現場でスポーツを観ることも素晴らしい。一杯パワーを感じて、一杯元気をもらう。これは、ドーハ取材のもう一つの収穫であった。
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