天津に場所を移し行われた、チャンピオンシップシリーズ第3戦。2連勝をして王手をかけている天津ライオンズは、地元で一気に決めたいところ。各都市の中でも、野球ファンが多いことで知られていることもあって、この日の天津ドキースタジアムには、1000名ほどのファンが集まり、天津サポーターを中心に大応援が繰り広げられた。
その声援に後押しされ、天津は2回に2点を先制する。しかし、3回表に今シーズンホームラン王の張洪波(66番)が1死1、2塁から逆転のスリーランホームラン。広東選手は皆ベンチから飛び出し、張を祝福した。天津打線は、広東先発、陳俊毅(3番)の粘りのピッチングに得点することができず、8回裏、ようやく天津は2死1、2塁のチャンスを作ると羅玉斌が三塁線へ逆転タイムリー。このまま、守りきった天津ライオンズが2002年以来のCBLチャンピオンに輝いた。
試合後、閉幕式が行われ、天津ナインは高々と優勝カップを揚げ、試合終了まで残った多くの天津ファンと喜びを分かち合った。
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