2006年度中国野球リーグも大詰め。両リーグ上位2チームによるプレイオフが行われ、この週末、ついにチャンピオンシップ出場チームが決定した。
6月16日(金) 広東レパーズ4ー2北京タイガース
17日(土) 広東レパーズ5ー4北京タイガース
ここ最近好調を維持し、勢いに乗る広東レパーズ。ここで流れを変えたい昨季のチャンピオン、北京タイガース。共に互いの意地をかけた激戦が17日、広東河球場で行われた。広東が序盤3点を先制、その後も得点を重ね、5ー0とした。広東ペースで試合は進むかに見えたが、7回に北京が一気に4点をあげ、1点差に詰め寄り、ここからは手に汗握る攻防戦となる。結局、広東がこのまま逃げ切り、5ー4で初のチャンピオンシップ進出を決めた。
6月17日(金) 天津ライオンズ 6ー1 上海イーグルス
先週行われた2試合で連勝し、チャンピオンシップ出場に大手をかけた天津ライオンズ。勝負を決める第3戦でもその勢いがとまることはなかった。1回に先制点をあげると、6回に中押し、7回にダメ押しの1点を重ねるという理想的な展開。キャンプ中から『練習のための練習をするな』という焦監督のアドバイスを守り、常に実践を意識した練習を続けてきた天津が勝負強さを見せた。
今週末のチャンピオンシップは2002年以来王座から遠ざかっている天津ライオンズと、初の栄冠を目指す広東レパーズの対戦となる。
<チャンピオンシップ試合予定>
6月23日(金)ー24日(土) 18:00(広東)
7月1日(土)ー3日(月) 9:00(天津)
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