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60周年紹介
   2005-08-03 15:48:07    cri

 今年は中国人民の抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利60周年という記念すべき年です。これにちなんで中国国際放送局日本語部は6月29日から9月7日までの毎週水曜日の番組「ホットホット通信」で、「末永く、世界平和を目指そう」というシリーズ番組をお送りすることになりました。このシリーズ番組ではクイズも設けられ、クイズにお答えいただいたリスナーの中から、一等、二等、三等の各賞を選び、素敵なプレゼントを差し上げます。この番組内容は日本語部のホームページでもご覧いただけます。アドレスはwww.cri.cnです。この番組をお聞きになり、また、ホームページをご覧になった方は是非お便りをお寄せください。あて先は郵便番号100040、中国北京、中国国際放送局日本語部とお書きになれば結構です。東京の私書箱は、郵便番号152-8691 東京都目黒区私書箱78号です。締め切りは9月15日までの消印で有効です。メールアドレスは nihao2180@cri.com.cn こちらにもどうぞお便りをお寄せください。

 このシリーズ番組を是非お聞きください。

 第二次世界大戦は人類史上、規模が最も大きく、損失が最も多かった戦争で、60以上の国と地域の20億の人々がこれに巻き込まれました。この戦争で命を失った兵士と民間人は5500万人にも上ったと言うことです。長年にわたる戦争を経て、世界各国の人民は反ファシズム戦争の勝利を収め、また中国の抗日戦争はこの反ファシズム戦争の勝利に大きく寄与したのです。

 1931年の9月18日、つまり「九一八事件」が起きた後、日本軍は中国東北の三つの省を占領し、「満州国」を作りました。更に1937年の7月7日夜、北京西南郊外の宛平県にて盧溝橋事件が勃発しました。このときから日本の中国に対する全面的侵略が始まり、また中華民族による全面的な抗日戦争もこれに伴い、スタートを切ったのです。

 日本軍は戦場では中国軍隊に攻撃を加えるほか、住民の財産を略奪し、無数の罪なき中国人を殺害しました。また、深刻な労働力不足に悩まされていた当時の日本は、1943年4月から45年5月までの僅か二年あまりの間に、約4万人の中国人を労働力として日本へ強制連行しました。一方、いわゆる「満州」の少年開拓団の一員として中国に送られた日本人も少なくありません。1953年の5月に日本に帰国した有賀さんもそのうちの一人でした。

 少年開拓団は中国で農業を営んで生活していましたが、日本の敗戦直前に日本侵略軍は多数の民間人を残して撤退したので、家族と死別した子供や、生き延びるために中国人の家庭に預けられた子供が「残留孤児」となったのです。その数は8,000人とも,1万人を超えるとも言われています。中国名では李鳳閣さん、日本名では本間有三さんがその中の一人です。1945年、本間さんの母親は日本に帰る時に、自分の子である本間さんを連れ帰ることが出来ず、あまた食べるものもなかったので、仕方なく本間さんを中国人に預けたのです。のちに本間さんは中国人と結婚し、4人の子どもを儲けましたが、 1985年に初めて自分の祖国である日本の地を踏み、そして、1990年には 帰国して定住するようになりました。

 1937年12月13日、南京を攻略した日本軍は南京で人類史上前未曾有の大虐殺を実施し、40日間に亘るこの大虐殺で、30万人を超える中国軍捕虜や民間人が殺害されました。

 1945年8月15日、第二次世界大戦を起こした三国の一つ日本は無条件投降し、こうして8年間続いた中国人民の抗日戦争は勝利を収めました。

 では質問です。

 質問一:(7月7日放送)盧溝橋事件は何年に起きたのでしょうか。

 質問二:(7月13日放送)中国侵略戦争期間中、日本に強制連行された中国人はどれぐらいだったでしょうか。

 質問三:(7月20日放送)南京大虐殺は何年何月に起きたのでしょうか。

 質問四:(7月27日放送)少年開拓団員として、中国に送られた有賀元彦さんはいつ日本に帰国したのでしょうか。

 質問五:(8月3日放送)中国残留孤児の中国名朱鳳閣、日本名本間有三さんが生まれて初めて祖国の 大地に足を踏んだのはいつ頃だったでしょうか。

通信
v 少年義勇軍開拓団員から解放軍の戦士へ 2005-07-27 10:56:40
v 南京市民の語る中日関係の過去と未来 2005-07-21 08:54:03
v 今も消えぬ傷跡 2005-07-13 15:50:40
v 盧溝橋から世界の恒久の平和へ 2005-07-06 16:17:54
v 「故きを温ねて新しきを知る」 2005-07-05 14:37:10
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