会員登録

習主席、英メイ首相と電話会談

2018-04-19 22:20:04     cri    

 習近平国家主席は19日、招きに応じてイギリスのテリーザ・メイ首相と電話会談を行いました。

 習主席は「メイ首相が今年はじめに中国を訪問した際、われわれは中英関係の『黄金時代』の推進について合意に達し、両国関係の戦略性、実務性、グローバル性、包摂性をいっそう高めることで一致した。中国は今後もイギリス側と共に、マクロ的な政策に関する意思疎通と協調を深め、ハイレベル交流とメカニズム的交流を維持し、『一帯一路』の枠組下における実務的協力を推し進め、中英関係『黄金時代』の高度化と加速化により多くのチャンスを提供したい」と述べました。

 これに対してメイ首相は両国関係の『黄金時代』の深化を改めて確認しあったことを嬉しく思うとし、習主席がボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会の開幕式で発表した開放拡大に関する新たな措置を歓迎すると示した上で「イギリスは中国側と共に、ハイレベルと各分野における交流を緊密化させ、各分野での協力を拡大し、引き続き『一帯一路』構築について討議して、両国関係の『黄金時代』を積極的に推進していきたい」と述べました。

 両首脳はまた、シリア情勢や国際貿易問題などについて意見を交わしました。シリア情勢について習主席は「国際関係において、何かというとすぐに武力を行使するようなことには一貫して賛成せず、主権の独立と領土保全を尊重し、国際社会に公認されたルールに基づいて事を運ぶよう主張している。目下、いち早く情勢を緩和させ、衝突の激化・拡大化を避けるべきである。化学兵器使用疑惑問題に対して全面的、客観的かつ公正に調査し、歴史の検証に堪える信頼性のある結論を出すと共に、シリア問題の政治的解決がいち早く進展を遂げるよう推進していくべきだ」と述べ、国際社会の関係各側と共に、シリア問題の適切な解決のために努力していく中国の姿勢を示しました。

 また、国際貿易問題について習主席は「中英両国はいずれも経済グローバル化の利益を享受する者であり、これを支持する者でもある。イギリス側を含む関係各側と共に、引き続き自由貿易を支持するという正しい立場に沿って、多角的貿易体制を維持し、開放型の世界経済を共に構築していきたい」と話しました。

 これに対してメイ首相は「イギリスも自由貿易と開放型経済を支持する」とし、関連する国際問題や地域問題について引き続き中国側と意思疎通を行う考えを示しました。(ZHL、謙)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS