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北京の街角で注目を集める、最新式のレンタル自転車「Mobike(モバイク/摩拝単車)」。シルバーとオレンジを基調にした近未来感あるデザインが目を引きます。
この「Mobike」はスマートフォンのアプリを通してレンタルが可能で、地下鉄やバスと共用のICカードを使って借りる旧式のレンタル自転車とは別のものです。移動が定められた駐輪場間に限られる旧式に対し、GPSチップが搭載された「Mobike」はどこで拾ってもどこで乗り捨てても良いという点が一番の魅力でしょう(もちろん、一般道路や公共エリアに邪魔にならないように置くことがルールです)。また、アプリで簡単に課金できるシステムは、市外からの観光客にはとっても便利。最初の登録で299元(約4600円)のデポジットが必要ですが、使用料金は1回30分以内1元(約15円)と格安。歩ける距離でもついつい乗りたくなっちゃいますね・・・。
乗る時は、自転車に付いているQRコードをスキャンするだけで自動的に開錠されます。目的地に着いて施錠をするとセンターに情報が送られ、利用料金が引かれるという仕組みです。
「Mobike」は2015年に設立されたばかりの北京摩拝科技有限公司が進める事業で、北京だけでなく、上海や江蘇省などでも展開されています。この分野にはライバル企業も乗り出し始めており、今後、サービスのさらなる改善が期待されています。
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