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今日訪れたのは胡同など古き良き北京の風景で知られ、北京のオアシスとも呼ばれる什刹海。
什刹海は北京を代表する文化的な景勝地で、自然景観と文化景観が集まっており、文化財や遺跡が多く残る場所でもあります。歴史も古く、北京発祥の地ともいわれ、前海、後海、西海の3つの湖で構成されています。元代から、什刹海は埠頭としての役割を果たしていましたが、現在、什刹海一帯は、昔ながらの街並みが保存されている一方、現代風のバーも数多くお目見えしており、おしゃれな人気スポットの一つとなっています。銀錠橋から東の水域は蓮の花が咲き乱れ、当時都で蓮が最も美しい場所とされていたことから、この界隈は「荷花市場」とも呼ばれています。近くには恭王府、縦横に交錯する胡同、歴史ある鐘楼と鼓楼が什刹海に呼応するかのように存在しており、胡同(フートン)めぐりには最適なところです。
「胡同」と呼ばれる北京の街道も元代からはじまったものです。胡同には昔官吏や貴族たちが住んでいたのですが、現在は一般市民たちが住んでいます。それは、中国伝統の住宅建築様式で、中央を庭にして四つの建物が向かい合う四合院。このような商売としての人力車は1930年代に北京に登場し、80年代までは庶民的な交通手段の一つとして親しまれていました。それが、現在では、胡同めぐりのアトラクションのような存在になりました。人力車に乗って回るのは、最も北京らしい胡同の楽しみ方かもしれませんね!
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