毎月最終週の「中国の旅」では、スタッフや学生がふるさとの有名な観光スポットやグルメなどを紹介する、ふるさと自慢をお届けしています。今月は放送日を前倒しして、日本語部の実習生のふるさと自慢をお送りします。 

１時間目： 浙江省金華市出身の愈昂さんに聞く

　１時間目は北京第二外国語大学日本語科学部生4年生の愈昂さんが登場します。愈さんのふるさとは浙江省金華市です。

　金華市は浙江省の真ん中にあり、省都の杭州のとなり紹興酒で有名な紹興市の南部に繋がっています。気候は亜熱帯季節風気候に属し、四季がはっきりとしています。面積は10，942平方キロ、人口は470万（2012年現在）。この金華の一番の名物はハムです。日本のハムとは少し違って豚のモモ肉の塩の燻製で、イタリアの生ハムに近い物です。高級料理の食材のほか、贈答品としてよく用いられています。

　今回愈さんは、金華市の最も有名な名勝地の双竜洞と横店映画村、諸葛八卦村を紹介してくれます。金華ハムの紹介の他、金華ハムを食材として使う料理、蜜汁火方と鶏火蒓菜湯も紹介します。詳しくは、番組をお聞きください。

２時間目：湖南省長沙市出身の欧肖さんに聞く

　2時間目は湖南農業大学日本語科4年生の欧肖さんが登場します。欧さんのふるさとは湖南省長沙市です。

　湖南省は中国中部にある長江沿いの省で、省都は、長沙です。長沙の名所といえば、毛沢東元主席の出身校、湖南省第一師範学校、そして千年の学府と呼ばれる岳麓書院などです。それに、世界の窓というテーマパークも人気が高いスポットです。ここは、世界各国の有名な建築物が再現されており、映画やドラマなどの撮影も行われる総合テーマパークです、また、世界的に有名なお墓、馬王堆漢墓があります。ここから中国漢代の貴重な文化財がたくさん発掘されました。

　欧さんは、この馬王堆漢墓、橘子洲大橋での花火大会を詳しく紹介してくれます。また、現地のグルメとして、湖南米粉（米ヌードル）、徳園という店の饅頭を紹介してくれます。番組の中で、欧さんが馬王堆漢墓で発掘された女性ミイラの謎を紹介します。その謎は･･･。（まとめ：任春生）