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中国主要70都市の不動産価格、16カ月ぶりプラスに

2016-03-01 15:35:14     cri    

 中国の主要70都市の不動産価格は15カ月連続で前年同月比を下回っていたが、昨年12月に16カ月ぶりのプラス成長に転じた。

 中国国家統計局のデータによると、中国の主要70都市のうち、昨年12月の不動産価格が前年同月を上回った都市は前月と同じ21都市で、全体の30%を占めた。不動産価格の上昇幅が最も高かった都市は、全国の不動産価格の上昇幅で13カ月トップを走っている深センで、2014年同月を47.5%上回った。上海と北京は18.2%と10.4%の上昇幅でこれに続いた。

 注目すべきなのは、不動産価格の前年同月比の上昇幅が拡大を続けてることである。易居房地産(不動産)研究院が発表した最新の研究報告によると、主要70都市の12月の不動産価格が前年同月を0.3%上回り、16カ月ぶりにプラスに転じた。国家統計局都市司の劉建偉・高級統計士は、「(不動産価格の)前月比がマイナスからプラスに転じる都市はますます増えており、上昇幅も前月より拡大している。中古住宅価格が前年同月を上回った都市は35都市にのぼり、そのうち33都市の上昇幅は前月より拡大した」と指摘する。

 中央経済活動会議は、不動産在庫の上昇問題の解決を「国家任務」と位置づけている。現在の状況から見ると、全国の不動産市場全体の在庫規模は下降傾向を示し始めている。

 易居研究院がモニタリングしている35都市の新築商品住宅の在庫総量は2015年12月末時点で2万6090万平方メートルで、前月比で1.0%の減少、前年同月比で4.4%の減少となった。在庫規模はすでに5カ月連続で前年同月を下回っている。「中国網日本語版(チャイナネット)」より

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