日本語部の専門家、林茉以子さんが4月、中国国際放送局の記者団の一員として一週間、西安を中心とした陝西省の取材に行ってきました。

　最初のメイン取材は、2015年の清明節。この日は、中国人の先祖にあたる軒轅皇帝を祭る祭典が行われました。これは数年前から毎年清明節に、陝西省で行われる大きなイベントです。中国の全国からだけでなく、海外からも有名人や各業界の代表者も参拝するそうです。この祭典の現場の様子などを紹介してくれます。

　その後、林さんは漢中市の洋県に行きました。ここで、中国の紙作りの博物館、紙作りの第一人者の蔡倫のお墓や朱鷺の保護事業の見学などをしました。この保護センターや朱鷺はどんな様子だったのでしょうか。どうぞお聞きください。

二時間目　林さんと一緒に、陝西省を巡りましょう②

　林さんが取材で訪れた陝西省宝鶏市鳳翔県は、民間の工芸品作りが非常に有名なところです。その中の、泥人形、切り紙、影芝居の道具作りなどの工房を見学しました。その後見学したのは法門寺。ここは、中国で有名な、釈迦牟尼の舎利があると言われているお寺です。次いで唐代の宮殿の遺跡・大明宮や未央宮などに行き、更に文化財の収蔵で有名な陝西省博物館も訪れました。林さんは、これらの場所で見たり感じたりしたことを紹介してくれました。どうぞお聞きください。