さらに、庭に面した部屋の外には、長方形の形で中は空洞になった"建造物"があります。これは「房胆」(ファンダン)と言い、もともとは魔よけとして作られたものだそうです。時代が経過するにつれて、ニワトリを飼う場所へと変わり、中国の「鶏」と「吉」が同じ発音のため、縁起の良いシンボルともなりました。
「房胆」(ファンダン)
部屋の中の様子
さすがは当時のお金持ちの家。敷地の中は迷宮のように神秘的で、部屋の数はなんと全部で16もあり、敷地面積は6000平方メートルもあります。「徐州の桃源郷」と言っても良いでしょう。
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