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5月13日 火曜日

2014-05-13 20:46:17     cri    


1時間目【チャイナエクスプレス】(中国サイコーの仕事、大連国際マラソン)

担当:高橋恵子、王小燕

 四川大地震から6年。痛みは永遠に心の中に残っていると思いますが、被災地はまるで生まれ変わったように復興していることに心強く思っています。

 「旬の話題」、まずは四川省にちなんでの求人をご紹介します。365日間、パンダと一緒にいるだけで、専用車に年俸20万元の報酬が得られる「中国サイコーの仕事」の応募に対し、北京では、わずか1日にして1万人以上が応募しました。最終選考は7月15日。続報を楽しみにしています。

 続いて、「中国の踊る精霊」と呼ばれる舞踊家、ヤン・リーピンさんの日本公演をご紹介します。5月23日から6月1日まで、ヤン・リーピンが自ら主演と総監督を務める舞踊劇「孔雀」が東京Bunkamura25周年記念として10回公演されるほか、6月7日、8日に大阪梅田芸術劇場メインホールで3回披露されます。

 中国では、「孔雀」の舞を踊る舞踊家として名高いヤン・リーピンにとって、今回は集大成のステージだとも言われています。そして、「孔雀」をもって、これからはステージの上から引退して、舞台を支える裏方になるとも言われていますが、本人はこれにどのようにレスポンスしているのでしょうか。

 「スペシャル・バスケット」では、高橋恵子アナウンサーの大連国際マラソンの参加リポートです。恵子アナウンサーは今回もフルマラソンに挑戦しましたが、色々なハプニングがあって、スタートラインでのマイクリポートができませんでした。詳しくはどうぞ番組をお聞きください。

2時間目【CRIインタビュー】(詩人・田原さん~下)     

担当:王小燕、大野清司

 中国河南省生まれの詩人・田原さんに、読書家のピンチヒッター・大野清司と共にお話を伺います。「詩」にまつわる各種様々な思い出、「詩」の創作に寄せる思いなどが主なトピックスです。

 この3月に、日本の思潮社から"現代詩文庫『田原詩集』(解説=谷川俊太郎、白石かずこ、高橋睦郎、小池昌代、阿部公彦)"が刊行され、日本の現代詩壇で確固たる一席を固めた田原さん。そんな田原さんが、生まれて初めての詩は、どのようにして書かれたのでしょうか。彼の思い出の中には、高校時代の月夜が出てきました。そして、それを支えていたのは、昼間に「山」を初めて見た時の胸の高まりもあると振り返ります。

 1980年代初頭、文化大革命が終了して間もない中国は、詩歌に飢える時期がありました。「朦朧詩」と呼ばれた現代詩が流行っていて、ラジオの深夜番組に、詩歌の朗読コーナーがあったほどでした。

 平野に生まれ育った中で育った感性に、朦朧詩の隆盛で目覚めた詩への意識、異なった文化や言語との出会いで磨かれた詩情…詩人で、学者、翻訳家、大学教員でもある多面的な顔を持つ田原さんのルーツに迫ってみました。

 詩人の語る「詩人」とは何か?詳しくはどうぞ番組をお聞きください。

 田原(でん・げん)さん

 詩人、翻訳家。 

 1965年河南省生まれ。河南大学卒業後、91年から日本滞在。天理大、大阪外大で学び、立命館大学大学院で文学博士号を取得。専門は谷川俊太郎論。

 高校時代から詩作をはじめ、大学在学中に詩集を刊行。その翻訳した『谷川俊太郎詩選』を中国における日本詩歌の見直しと谷川俊太郎ブームのきっかけを作った。

 第1回留学生文学賞(2001)と第60回H氏賞(2009)受賞者。主な著書に『そうして岸が誕生した』(思潮社、2004)、『石の記憶』(思潮社、2009)、『谷川俊太郎論』(岩波書店、2010)、『田原詩集』(思潮社、2014)など多数。

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