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皆さん、こんばんは。「ハイウェイ北京」。毎週土曜、日曜は週末バージョンのこの番組「THE週末をCRIック」でお楽しみ下さい。お相手は私、ミン・イヒョウです。
この番組では3週間にわたってTHE週末をCRIック・総集編をコーナーごとにお送りしています。今日の番組前半は昨日に引き続き「アルバム特集」の総集編です。番組が始まった4月から11月までこのコーナーでご紹介した中華圏アーティストの最新アルバムを一気に振り返ります。番組後半は「哲弥の部屋」。今年最後は年末特集です。どうぞお聞き逃しなく。
【9月:蘇打緑(ソーダ・グリーン)/『秋:故事(秋:ストーリー)』】
蘇打緑(ソーダ・グリーン)は2009年から画期的な企画「ヴィヴァルディ・プロジェクト」をスタートさせました。ヴィヴァルディは、イタリアのバロック期に活躍した作曲家で、18世紀協奏曲の父とも呼ばれていす。なかでも、名曲「四季」は世界的に知られるクラシックのひとつです。この企画は、ヴィヴァルディの「四季」をテーマに「春、夏、秋、冬」をイメージした4枚のコンセプトアルバムを発表するというものです。実はこの企画、サードアルバムの収録曲「四季狂想」からインスピレーションを得て、2年ほど温められてきたものです。第一弾『春・日光(春・日光)』、第2弾『夏・狂熱(夏・フィーバー)』はいずれも2009年と2010年に発売されました。今回の最新作『秋:故事(秋:ストーリー)』は、3年ぶりとなる「ヴィヴァルディ・プロジェクト」の第3弾です。
「ヴィヴァルディ・プロジェクト」は、春夏秋冬と「四季」がテーマになっていると同時に、それぞれのアルバムには「イメージ都市」も設定されています。アルバムごとに、違う町の表情を季節の風景に重ね合わて異なる曲風で仕上げています。第1弾の「春」は、台湾の台東を舞台にしてノスタルジックなフォーク調サウンドを中心にした一枚に仕上がっていますが、第2弾の「夏」は英国レコーディングで、ブリティッシュロックを中心にロンドンの夏を描いた作品となっています。今回第3弾の「秋」は北京が舞台です。新旧・東西の文化が交錯する街の雰囲気や、そこを行き交う人々の希望と失望が入り混じった心情を物語のように綴っています。
【10月:李健(リー・ジェン)/『拾光(クラシック)』】
今年、ソロ・デビュー10周年を迎えた李健(リー・ジェン)は、これまでの集大成とも言えるベストアルバム『拾光(クラシック)』を発表しました。過去の数々の名曲を網羅した一枚ですが、全べての曲がクラシック調のアレンジを加えて新たにレコディングした音源になっているため、新感覚でも楽しめる一枚ではないかと思います。
【10月:蔡健雅(タニア・チュア)/『天使与魔鬼的対話(Angel And Devil)』】
蔡健雅(タニア・チュア)は今年9月、遂に10枚目となる北京語オリジナルアルバムをリリースしました。全曲、タニアが作曲とプロデュースを担当した個性豊かな一枚に仕上がっています。
【11月:羅志祥(ショウ・ルオ)/『獅子吼(Lion Roar)』】
羅志祥(ショウ・ルオ)は中華圏で小豬(子ブタ)の愛称で親しまれている羅志祥(ショウ・ルオ)は今年ライオンをイメージにニューアルバムをリリースしました。これは、ソニー移籍後初となるアルバムで、通算10枚目となる記念すべき一枚です。ショウ自身が子豚からライオンに変身した、一皮剥けた意欲作ではないでしょうか。
【今週の曲目】
♪蘇打緑(ソーダ・グリーン)/「再遇見(ONCE MORE)」
♪蘇打緑(ソーダ・グリーン)/「天天晴朗(EVERYDAY IS GOODDAY)」
♪李健(リー・ジェン)/「向往(心が呼ぶほうへ)」(2013バージョン)
♪蔡健雅(タニア・チュア)/「単恋曲(片思い)」
♪ジョージ・ウィンストン/「MOON」
♪白安(アン・バイ)/「是什麽譲我遇見這様的你(どうして君と出会ったのだろう)」
♪THE BLUE HEARTS/「情熱の薔薇」
♪陶喆 (デビッド・タオ)/「一念之間(束の間)」
♪クイーン/「Friends Will Be Friends」
♪羅志祥(ショウ・ルオ)/「愛投羅網(what your name is)」
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