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今晩は。「ハイウェイ北京」。毎週土曜、日曜は週末バージョンのこの番組「THE週末をCRIック」でお楽しみ下さい。お相手は私、ミン・イヒョウです。
今年も残りわずか、今週からは3週間にわたってTHE週末をCRIック・総集編をコーナーごとにお送りします。今週は「この人にクローズアップ」の総集編です。番組が始まった4月から11月までこのコーナーでご紹介した中華圏のアーティストを一気に振り返ります。
そして毎月第3週は番組の後、謝東さんと高橋恵子さんが担当する「快楽学唱中文歌」をお送りしますので、今日の「THE週末をCRIック」は32分の短縮版でお届けします。
【9月:張恵妹(チャン・ホイメイ)】
台湾・プユマ族出身の41歳。20代の頃、台北のライブハウスで歌っていたところ、豐華唱片(フォワードレコード)にスカウトされて、96年に同じ会社の先輩張雨生(チャン・ユーシェン)のアルバムでデュエットナンバーに参加してCDデビューしました。そして同じ年の12月、アルバム『姊妹(SISTERS)』で本格的なアルバムデビューを果たしました。新人ながら9週連続売り上げチャート第一位の記録を打ち立て、台湾だけで100万枚以上の売り上げを記録しました。翌年1997年に発売されたセカンドアルバム『BADBOY』も同じく9週連続チャート第一位。この「アーメイ旋風」は台湾のみならず香港・シンガポール・中国大陸を席捲し、中華圏音楽シーンの歌姫として活躍してきました。2010年6月26日、アルバム『阿密特(アミト)』で、第21回金曲奨の6部門を征し、前人未到の記録を樹立しました。中でも最優秀女性歌手賞はアーメイが8年間待ち望んだ受賞でした。
【10月:五月天(メイデイ)】
1999年に台湾でデビューしたロックバンド。メンバーはボーカルの阿信(アシン)、ギターの怪獸(モンスター)と石頭(ストーン)、ベースの瑪莎(マサ)とドラムの冠佑(ミン)の5人です。前向きで明るい歌詞とキャッチーなメロディーで、1999年にメジャーデビューして以来、台湾だけでなく、中国や東南アジアでも幅広い人気を誇っています。2012年4月29日と30日に北京オリンピックのメイン会場「鳥の巣」で"2days"コンサートを行い、20万人を動員して大盛況となり、トップバンドの座を不動のものにしました。 日本では、2001年、GLAYのコンサートにゲストとして参加したことがあり、GLAYも台湾でのメイデイのライブにゲスト出演しました。そして、2013年から日本での活動が本格化しています。
【11月:朴樹(プー・シュー)】
1973年南京生まれで、1994年に大学を中退して音楽活動に専念し、96年10月にプロ契約をゲットしましたが、アルバムデビューしたのは99年でした。デビューアルバムは『我去2000年(GO TO 2000)』という作品で、独特な世界観と多彩な音楽スタイルで中華圏で話題となり、朴樹(プー・シュー)の音楽の才能も業界内外から注目を集めました。また、朴樹(プー・シュー)は控えめな性格でも知られ、メディアでの露出が非常に少ないうえに、作品の数も極めて少ないです。デビュー以来、15年間でたった2枚のアルバムをリリースしただけなので、「音楽活動以外にどんなしごとをしてるの?」「もう活動休止したのでは?」と首を長くしてリリースを待つファンも多く、謎の多い歌手とも言われています。そんな朴樹(プー・シュー)は今年、活動モード全開です。最新曲「送別(ハナムケ)」をリリースしたほか、10月には、人気女性歌手・戴佩妮(ペニー・タイ)とのコラボコンサートを北京で敢行しました。ファン大満足の一年になりそうです。
【今週の曲目】
♪張恵妹(チャン・ホイメイ)/「姊妹(SISTERS)」
♪張恵妹(チャン・ホイメイ)/「聴海(海の泣き声)」
♪五月天(メイデイ)/「倔強(つよがり)」
♪五月天(メイデイ)/「知足(Just My Pride)」
♪朴樹(プー・シュー)/「白樺林(白樺の恋)」
♪朴樹(プー・シュー)/「那些花児(FLOWERS)」
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