週末のひと時いかがお過ごしでしょうか?毎週日曜日、中国の芸能情報や最新音楽をたっぷりとお届けする「エンタメ・ランド」の時間です。お相手は閔亦氷(ミンイヒョウ)です。
春爛漫の季節になりました。皆さんはお花見に出かけましたか?
北京では、毎年、玉淵潭公園で行われる桜祭りがとても有名で、毎年この時期には、多くの観光客が殺到しますが、実は、近年、青島、重慶、上海など各地でも桜を楽しむことができるようになりました。気になるのが、上海の桜祭り、今年は3月30日から1ヶ月にわたって宝山顧村公園で開催され、観光客は、12000本ほどの桜をめでることができます。昨年の統計では、この祭りの来場者は、70万人を超え、大盛況でしたが、今年はさらに増えるだろうと予測されています。機会があれば、上海でもお花見をしてみたいですね。
それでは、今週の番組ラインナップをご紹介しましょう。今週は番組まるごと、季節の特集、春をイメージに「花歌特集」をお送りします。どうぞ、お楽しみに。
【今週の曲目】
♪何炅 (ホー・ジォン)/「梔子花開(クチナシの花が咲いた)」
中国の人気パーソナリティ・何炅 (ホー・ジォン)、俳優や歌手としても活躍しています。2004年にリリースした「梔子花開(クチナシの花が咲いた)」は、彼の歌手デビュー曲で、中国全土で大ヒット。童謡をイメージしたノスタルジックなメロディーが印象的で、これを聞いて自分の学生時代を思い出す人は多いでしょう。
♪梁静茹(フィッシュ・リョン)/「茉莉花(ジャスミンの花)」
小さい頃から歌うことが大好きだったという梁静茹(フィッシュ・リョン)は数々の歌唱コンテストに出場しましたが、高校生の頃、その抜群な歌声が台湾のミュージシャン・李宗盛(ジョナサン・リー)に絶賛され、初のプロ契約をゲットしました。1997年10月に台湾に渡り、2年後にロックレコードよりメジャーデビュー。以来、11枚のオリジナルアルバムを発表しており、数々のヒットを飛ばし中華圏ではラブソンの女王とも称されています。今日ご紹介する「茉莉花(ジャスミンの花)」は彼女の2004年のアルバムに収録されていて、中国江南地域の民謡「茉莉花」をサンプリングして作られました。ちなみに、彼女のデビュー当時の英語名は"ジャスミン"だったそうです。
♪阿牛(アニゥ)/「桃花朶朶開(桃の花が満開だ)」
阿牛(アニゥ)は親しみやすい"庶民風"のフォークソングなどで知られていますが、2009年から映画監督としても活動しています。今日ご紹介する「桃花朶朶開(桃の花が満開だ)」は彼の大ヒットナンバーで、2006年1月にリリースされました。銅鑼など中国伝統楽器の音色が印象的でお正月らしい雰囲気に満ちた曲でもあるので、春節ソングとしても有名ですね。中国では、桃の花は春の代表的な花なので、この曲は中国っぽい春歌の定番にもなっています。
♪袁泉(ユアン・チュアン)/「木槿花(ムクゲの花)」
中国湖北省出身の35歳、中央戯劇学院卒業後は、女優として活動し、数々の映画やドラマに出演しました。2007年には歌手としてファーストアルバムを発表。夫は『太陽の少年』で知られる人気俳優の夏雨(シア・ユー)です。今日ご紹介するのは、2009年にリリースした「木槿花(ムクゲの花)」という曲、これは沖縄に短期滞在したときに受けたインスピレーションをもとに書き下ろした曲で、日本色の強いしっとりとしたバラードです。
♪許巍 (シュー・ウェイ)/「藍蓮花(ブルー・ロタス)」
大陸出身のシンガーソングライター、許巍 (シュー・ウェイ)の名曲「藍蓮花(ブルー・ロタス)」です。許巍 (シュー・ウェイ)は西安出身のロックアーティストで、1997年にメジャーデビュー以来、センチメンタルで独特な世界観を表現する曲を多く発表してきた、中国ロック音楽シーンを代表する歌手の一人です。今日ご紹介する「藍蓮花(ブルー・ロタス)」は2002年に発売されたアルバムの収録曲で、夢をテーマにした曲ですが、多くのドラマ・映画の主題歌や挿入歌として起用されています。
♪孟庭葦(モン・ティンウェイ)/「野百合也有春天(春を待つ百合の花)」
中華圏の名曲「野百合也有春天(春を待つ百合の花)」、いろいろなアーティストによってカバーされていますが、今日は台湾の人気歌手・孟庭葦(モン・ティンウェイ)のカバーバージョンご紹介します。(ミン・イヒョウ)
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