2月6日は旧暦の1月15日、中国では「元宵節」の日です。この日、中国では「元宵」と呼ばれる餡の入った茹で団子を食べる習慣があります。今年も、北京では数日前から「元宵」が飛ぶように売れていました。老舗「稲香村」ではこの間に、なんと1200トンの「元宵」が売れたそうです。
北京では、春節に合わせて一時解禁された市街地での爆竹と花火の許可はこの日まで。夕食を挟んで、北京中に鳴り響いていた花火の音は、夜11時を回るにつれ、少しずつ遠のいていきました。
京都の大文字焼きではないですが、夜が深まるにつれ、遠のいていく音を耳に、「こうして今年も新しい年が明けたのだ」と一抹の寂しさと実感が湧いてきました。
そういうわけで、春節のお祝い期間が過ぎたばかりの北京からお送りする今週の番組は、「春節の過ごし方」がキーワードです。
北京では、春節のための出費が1万元(日本円では約12万円)を超えた世帯が約17%になりました。一方、北京から南へ1100キロ離れた安徽省の小さな町・池州では、お年玉の相場はどうなっているのでしょうか。王小燕アナの実体験をお聞きください。(Yan)
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