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これこそ、わが人生の最高の幸せだ――徽州茶文化研究センター副主任 鄭毅さん

2011-05-10 09:05:47     cri    

 一杯好茶(一杯の良い茶を飲む)

 二三知己(二、三の親友を持つ)

 幾句真話(いくつかの本当のことが言える)

 これこそ、わが人生の最高の幸せだ。

      ――徽州茶文化研究センター副主任 鄭毅さん


鄭毅さん
©MORI Kiyoshi

 徽州茶文化研究センター副主任を勤める鄭毅さん(58歳)は、「黄山茶人」と呼ばれるのが一番嬉しいといいます。30歳の頃、食中毒にかかり、茶には解毒作用があると聞いて、飲み始めたのがきっかけでした。新聞の切り抜きから始め、茶に関する本を収集したり、各種資料を集めては熟読します。その上で、茶に関する記事や本をひたすら書いてきました。茶に関する歴史や文化を習得する傍ら、茶企業の経営コンサルタントもしているそうです。地元茶業界では、シンボル的な人物になっています。

 還暦に近づいているのに、見た目は40代の若くて元気な顔、そしてがっちりした体格をしています。お茶を飲みながら文章を書くのが大好きですが、お酒やタバコも断たないということ。

 「元気の秘訣は?」

 「穏やかな心を持つことだ。娘には、『大方、大度、大気(素直、大らか、気前がよい)』人になりなさいとよく言い聞かせているが、大きい心を持つことだね」と話す鄭さん。きっとご自身こそ「素直、大らか、気前がよい」人に違いありません。

 「良いお茶とはどんなお茶ですか?」

 「自分に合ったお茶だね。飲んで気持ちよく感じればいい。女性は冷えるのが体によくないので、体が温まる作用のある紅茶を飲むといい。また、バラ茶やジャスミン茶などは、各種の花の成分が内分泌を整えてくれるので、沢山飲むと綺麗になるよ」

 「いつ飲むお茶が一番美味しいですか?」

 「一つの仕事が一段落し、次の仕事に入る前の切り替えの休憩時だね」

 仕事の切り替えのひとときに味わうお茶が美味しいと言う鄭さん。鄭さんの元気の秘訣は、まさに執筆、講演、企業経営のコンサルタントなど、様々なことを精力的に行っていることなのではないでしょうか。もちろん、お茶を飲むことも大事だとも思いました。(文章:王秀閣)

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