会員登録

 <広州パラ大会>13歳の最年少選手、「自分しかできないことが楽しい」

2010-12-16 09:49:39     cri    


src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20101215itinose.wmv"
type="video/x-ms-wmv" width="320" height="240">

動画の説明:英語に堪能な一之瀬梅さんは、
英語で中国のネットユーザーに挨拶をするほか、タップダンスを披露してくれました。

 今年13歳の一ノ瀬メイさんは、広州アジアパラ大会日本選手団の最年少選手で、女子100メートル背泳ぎ(S10)、女子100メートル自由形(S9)と女子50メートル自由形(S9)のレースに参加します。

 競泳は一ノ瀬メイさんの生活に欠かせない存在です。競泳の楽しさについて、「練習はきついけど、自分しかできないことをやるのが楽しい」とメイちゃんは微笑みながら話しました。水泳のほか、メイちゃんはバレーやタップダンス、シンクロなどの練習も続けています。

 「人ができないことならば、何でも試してみたい」とメイちゃんは競泳を始めた理由を説明しました。また、一つの秘密も教えてくれました。

 メイちゃんが7歳の頃、13歳の水泳選手山田拓朗さんが日本史上最年少のパラリンピック選手として、2004年のアテネパラリンピックに出場しました。つまり山田拓朗選手は、パラリンピックの金メダル獲得を目指した当時から競泳を始めたわけです。これを聞いたメイちゃんは、これが格好いいなあと思って、パラリンピック出場を目指して競泳の練習を始め、今日まで続けてきました。

取材中、姜平記者(左)と一ノ瀬メイ選手

広州パラ大会男子400メートル自由形(S9)の金メダリスト、山田拓朗選手(左)と日本選手団最年少の選手一ノ瀬メイさん

山田拓朗選手に金メダルを見せてもらっている一ノ瀬メイ選手

タップダンスを踊っている一ノ瀬メイ選手

 6年後、一ノ瀬メイさんは初の海外大会である広州アジアパラ大会への出場を実現させ、山田拓朗選手もチームメートになりました。今大会で、19歳の山田拓朗選手は男子400メートル自由形(S9)の金メダリストとなり、日本初、しかも今大会初の金メダルを獲得しました。

 山田拓朗選手は、、一ノ瀬メイさんが自分のことを知ったあと競泳を始めたと初めて知った時、恥ずかしげに笑い、「今はすごい伸び盛りの頃だと思うので、あれこれを考えてレースをするよりも、パラリンピックに向けて、いいステップを踏むという意味で思い切ってレースをしてほしい」とメイちゃんを励みました。(取材・文:KH)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS