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万博、高齢化問題の解決を検討

2010-09-16 15:55:32     cri    























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 万博って、一体どんな存在ですか。中国と世界の未来をつくるための知恵袋、人々の交流の場、様々な発明が展示され、明日に使える「知恵」が誕生する場所!「万博オンエア」、今日は上海万博で披露された高齢化社会への対応策についてご紹介します。

 上海万博の日本館では、バイオリンを弾くロボットのほか、お年寄りや体の不自由な方の世話をする介護ロボットも見られますよ。高齢化問題は日本や多くの国が直面している大きな課題で、今後、もしロボットがお年寄りの世話ができるなら、様々な可能性が広がりますね。でも、もしロボットがお年寄りや家族の面倒を見るとしたら、家族の絆、人間同士の交流がさらに薄くなるのではないかという恐れもありますね。いま、中国では、物質的な余裕が多くなる一方で、人間同士の交流や人情味は昔より少なくなったような気がしますから。というよりこの問題は日本のほうが深刻だと思います。技術の進歩は本当に高齢化社会の難題を全て解決できるのでしょうか、日本館館長江原規由さんに伺いました。

 万博会場では、高齢化問題に注目しているパビリオンは日本館のほか、もう一つあります。それはドイツ館。ハイテクを使用した様々な生活のアイデアが展示スペースにところ狭しとありました。触ってみたり、やってみたくなるようなものが多かったです。体験式のパフォーマンスが多くあります。見るだけではなくて、遊んで学ぶことが出来て、楽しかったです。

 ところで高齢化問題への対応という話題に戻りますと、ドイツでは2005年に、65歳以上の人口が1600万人以上に達しました。そして2050年までに2300万人に上る見込みです。高齢化問題への対応、ぜひドイツの知恵を知りたいですね。

 ドイツ館には、「多く」の「世代」に「住宅」と書く「多世代住宅」があります。これはドイツが提案する高齢化社会への対応策の一つだと言われています。ドイツ館の広報担当マリオンさんに伺いました。

 「多世代住宅」とは、三つか四つの世代が同じ住宅団地に暮らしていますので、団地にはお年寄りもいるし、子供もいます。いま、多くの工業大国は厳しい高齢化問題に直面していますが、お年寄りへの介護施設が足りないのが現状です。この問題を解決するために、ドイツはこのような住宅団地を作りました。住宅団地に公共の応接間や活動の場所があり、各世代の人々は暇な時には、ここで他の人と一緒にコーヒーを飲みながら、おしゃべりしたりすることが出来ます。なかなか理想的なアイデアですね。

 実は、「多世代住宅」はドイツ政府の福祉プロジェクトとして、すでにテスト運営されています。多世代住宅には、多くのボランティアがいます。60歳以上のお年寄りは部屋の掃除や、洗濯など、無料のルームサービスを受けられます。また、お年寄りと子供が同じ住宅団地に暮らせば、各世代の交流を促すほか、お年寄りにとっても、子供たちにとってもプラスになると言われています。2006年に最初の「多世代住宅」は誕生してから、いまはドイツで500ヵ所以上も建てられました。このような「多世代住宅」には医務室や保健室、公共の娯楽施設などが揃っています。

 ドイツではまだテスト運営中ですが、高齢化社会への対応策の一つとして、いい参考になります。高齢化社会は、まさに世界も問題ともいえます。ドイツのアイデアはきっと大きな成果を残すと思います。これこそ万博の役割と魅力と言えるでしょう。素晴らしい発想を世界中にアピールできますから。上海万博の開催を通じて、高齢化問題の解決の良いヒントが得られるといいですね。(エーリン 09/16 )

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