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ティーンズロックイン上海

2010-08-26 13:58:44     cri    

 万博開催100日目にあたる8月8日、アジア広場で「ティーンズロックイン上海」が行われました。このイベントは、茨城県日中友好協会と上海市人民対外友好協会の共催によるもので、音楽を通じた交流事業として、日本でのコンテストで賞を獲得したロックバンド5バンドと、中国の北京や上海のロックバンドが参加し、アジア会場でパフォーマンスを行いました。

  























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 このイベントの特徴は、イベントの企画、運営がすべて高校生によるものです。これについて、茨城県日中友好協会の五十嵐青年委員会委員長は、「日本で企画と運営をし、それを中国の高校生にそれを中国語に訳していただいて、それをもとにシナリオですとか、きかくの資料とかをまとめて、今回もってきている。アジアへ向けて、我々ができることということで、青少年の音楽交流というのを積極的にすすめながらアジアは一つとか、アジアの平和と安定につながるような青少年の育成とか、こういうことをねして、がんばっていきたいと思う。今年で始まって、来年日本で、再来年、韓国で、そしてまた中国に戻ってくるということで、すすめていきたいと思っている」と語りました。

 まさに若者の手によるイベントで、参加した若者はどんな気持ちだったのでしょうか。日本でオーディエンス賞を獲得し、今回のイベントに参加したバンド、Sab.の濱真和さんに伺いました。

 「"Sab.はボーカルを中心とした5人のバンドになっております。特にボーカルの歌声が魅力的であり、そのあとをついていく楽器も日々練習を重ねがんばっています。中国の皆さんの演奏を聞いていて、とても影響を受けたので、逆に中国の皆さんにも日本の音楽ってこういうものなんだなあ、いいものなんだなあって影響を与えるぐらいの演奏をしたいと思います」

 Sab.は栗山葵さん、中村美咲さん、伊藤成美さん、堀越あゆみさん、そして濱真和さんという5人のバンドです。会場に中村美咲さんの優しい声が響いて盛り上がりましたよ。

    

 さて、そしてこのイベントにはスペシャルゲストが来ることでも注目を集めました。今回は日本の美しさを前面に出していることが特長で、中国にも多くのファンを持つ、ビジュアル系ロックバンドのKagrra,がゲストとしてパフォーマンスを行いました。今回は出演前に特別にボーカルの一志さんにインタビューをしてきました。

 「やっぱり万博ということで、普段音楽を聴かないような人たちにも見て聞いてもらえるチャンスなので、よりいっそう気合を入れてがんばりたいなと思っております。初めての海外公演が9年前に香港でやって、そこからやっぱ世界というものを視野に入れて活動してきているので、またさらにここからいろんなところへいければいいなと思っています」

 Kagrraは衣装も和服をモチーフにしたものだし、演奏には琴の音もあって、日本的な美しさが伝わります。香港からきていたゆうせいさんという中国人の女の子に、どうしてKagrraが好きなのか尋ねたところ、日本的なものがすごくきれいだから、という答えが返ってきました。今回は、衣装や新曲が上海で初披露ということで、とても喜んでいました。実際に浴衣をきて、会場にかけつけたファンもいたようですね。しっかり日本文化が伝わってます。

 また、一志さんより、音楽を志す中日の若者へのメッセージをいただきました。

 「生きてさえいればかなわない夢はないと思うので、とにかくその成功したというか、未来の自分をイメージしながら日々がんばっていけば、僕等もこうやっていけているので、誰でもきっとちゃんと夢をかなえる要素を持っていると思いますのでがんばってください」

 音楽を通じた若者の交流、これからも盛んになるといいですね。このティーンズロックは来年も開催予定ということで、今後のアジアへの広がりが楽しみです。そして世界にさきがけて上海で初お披露目となったKagrraのニューシングル『白い嘘』などの曲も番組で放送しますので、興味のある方はぜひ音声にクリックしてお聞きください!(取材/撮影:吉野 編集:エーリン『イキイキ中国』より)

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