雲鑼:伝統的な打楽器で、明清の時代から用いられています、。縦横に3個ずつ、さらに上に1個、計10個の鉦を木架にかけて小槌で打ちます。音色が透き通ってまろやかで、余韻が漂います。
鼓板:拍子木と皮の裏に木を張った鼓という2つの楽器がありますが、一人で使うので一緒に鼓板と呼ばれ、拍子をとる主導的な楽器です。拍子木は2組に分けて、前の1組が弦で2枚四角い柱形の木を縛っており、後ろの1組一枚の木で、前後を紐で繋がるのです。2本細い竹のばちで鼓を当ててリズムを出し、ほかの楽器がすべてこのリズムに従って演奏します。
大鑼:金属製の打楽器で、唐金で作ります。形が円くて扁平で、直径が30センチほどがあります。演奏する時、左手で大鑼をかけた紐を持ち、右手でばちを握って当て、大鑼を鳴らします。音色が高らかで大きく、武将あるいは高い官位の人物の登場と退場、また戦争の場面によく使われます。
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