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2008-12-18 16:13:25     cri    

 

 「茶衣丑」は「袍帯丑」とまったく逆で、下層社会の庶民を演じるのです。「茶衣」は青い布で作った短いひとえの中国服で、フェルト帽をかぶって木綿のスカートをはきます。例えば、『秋江』の船頭、『蘆中人』の漁夫、『問樵閙府』の樵、『打櫻桃』の秋水などです。舞台姿と性格には人を笑わせるところがあって、あまり歌わずにセリフを主とします。

 「丑」には、好色で良家の婦人を奪い取る邪悪な人物を演じる役柄があって、「鞋皮丑」と呼ばれています。「鞋皮丑」の典型的な役は水滸伝中の高衙内であり、付け髭がなくてつるつるとした顎で好色に見えます。

 

 「武丑」は「丑」に立ち回りをする役柄で、ジャンプしたり転げ回ったりするし、またセリフが得意なので、「開口跳」とも呼ばれます。したがって、「武丑」は完璧な立ち回りと敏捷な動きが大事だけでなく、はっきりとした発音と抑揚のある唱え方も重要です。例えば、『三岔口』の劉利華、『連環套』の朱光祖などです。

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