劉翔選手、大阪で気分転換か

　男子110メートルハードルの劉翔選手は8日、大阪で行われる国際グランプリ陸上に出場するため、日本に向かいました。

　これは劉翔が出場する今年最初の屋外大会となります。劉翔は出発前、「最近合宿ばかりなので、大阪で市内観光をしたりして、気分転換をしたい」と述べました。

　今大会は北京五輪の代表選手選考大会でもありますが、劉翔選手は6月にニューヨークなどで開催される陸上大会がもっと本番に近く、今大会はあくまでウォーミングアップと位置づけており、「プレッシャーはない」としています。

　孫海平監督は、「劉翔は調子を上げる時期が早すぎることが多い。もう少し抑えぎみにさせたい。今年の彼のタイムは13秒前後で安定しているので、心配はしていない」と話しました。

　また孫海平監督は、劉翔選手にとって大阪大会が気分転換のいい場所だとし、「大阪では、劉翔の顔を知っている人が少ないから、気楽に市内観光ができていいだろう」と冗談半分に言いました。

　北京五輪の女子ホッケー、中国が強豪と対決

　北京五輪組織委員会は6日、北京五輪の女子ホッケーの組み合わせを発表しました。中国はオランダ、オーストラリア、韓国と同組のA組に入りました。

　ここ数年、オランダはずっと女子ホッケーのトップの座を占めています。またオーストラリアもシドニー五輪の優勝チームです。韓国もかなりの実力を持っており、準決勝進出に必要なグループ2位通過は非常に厳しい情勢となりました。北京五輪の女子ホッケーは8月10日から22日まで、北京北部のオリンピック公園ホッケー場で行われます。